司法書士って図書館のお姉さんのこと!?
司法書士と図書館司書の違いすらわからなかった元サラリーマンが司法書士になり、依頼人に安心と喜びを与えるべく奔走する姿をつづった飾らないブログです。京田辺市在住で事務所は大阪市北区にあります。相続登記、債務整理、敷金、裁判員制度についても書いてます。
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ツレからの電話 
2008/02/29 [Fri] 00:09:43 » E d i t
おととい北陸に住んでいるツレから電話がありました。

(こっちでは仲のいい友達のことを「ツレ」というようです。)

彼とは大学のクラブも一緒、バイトも一緒、下宿も近くで、

卒業後サラリーマンのときも、無職のときも、司法書士受験生の

ときも一緒に遊んでました。

そんな彼のおやじさんが先週亡くなったそうです。

うちのおやじと同じ年代で61歳。彼の実家に遊びに行ったときには

酒を酌み交わした仲です。また、半年前の彼の結婚式では誰よりも

息子の結婚を祝福していました。



彼いわく身近に相続手続きについて相談できるツレがいて心強いと

言ってくれてますが、僕としては司法書士として彼の役に立てるきっかけが、

おやじさんの死というのが、悲しかったりします。

できれば、彼の新居購入の登記でお役に立ちたかったのが本音です。。。


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2008/03/04 [Tue] 18:23:28 » E d i t
何年か前のこの時期、「相続登記が終わらないと銀行が融資してくれないから、至急やってほしい」

という依頼がありました。登記簿を見ると何代も前の方の名義のままほったらかし。

戸籍を集めると出てくる出てくる相続人。全国各地に散らばった相続人は何十人にも

及びました。

もちろん、依頼者が会ったことも名前を聞いたこともない方も大勢います。

しかし、法律は容赦ありません。遺産分割協議書には相続人一人残さず

実印を押してもらう必要があります

依頼者はつぶやきました。

「ええじいちゃんやったけど、

じいちゃんの時に、相続登記やっといてくれたら

こんなことには・・・」


会うたびにつぶやいてました。ぼやいてました

依頼者は走り回り、僕はこの案件にほぼ付きっきりでサポートをし、

なんとか相続人の協力も得られて、無事に期限までに登記を終えることができました。

依頼者は「相続登記をやらずに放っておくと、いざやろうした代がえらい大変な

目にあうんですね。ツレにも 相続登記をなめたらあかん

とゆうときますわ。」と感想をもらしてました。


かわいい子供や孫達に恨まれたくないのであれば、不動産の相続登記は早めにやって

おいたほうがいいかもしれません。

最近はオンラインや郵送でも申請を受け付けてくれますので、遠方の

不動産でも気になさらず司法書士に依頼して下さい。


以前の記事「自分でやってみよう 抵当権抹消登記

でご紹介した法務局の登記相談を利用して、司法書士手数料をうかす

という手も考えられますが、相続登記は抵当権抹消登記より数段難易度

が高いので、司法書士にまかせてしまった方がいいと思います。

自分でやろうとしたけど、無理やったんで頼んますという依頼も結構あります。

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2008/03/13 [Thu] 19:20:43 » E d i t
(気分転換にブログのテンプレートを変えてみました。)

「相続税ってかかるの?」

相続登記をご依頼のお客様からよく聞かれます。
そういえば、以前実家に帰ったときにおかんからも質問を受けました。

統計によると、相続税がかかるのは5%程度の裕福な方のみで、
私も含め95%の一般庶民の方には相続税はかからないようです。

その理由は相続税の控除額が5000万円+法定相続人

1人につき1000万円
と大きいからです。

うちの実家の場合だと、じいちゃんが亡くなったとき、相続人はばあちゃんと
娘のおかんだけなので、5000万円+2000万円=7000万円。

じいちゃんが残した財産が7000万円を超えなければ相続税は
かかりません。

「おかん、安心したやろ? 裕福じゃなくてよかったなあ。」

と答えておきました。おかんはムッとしてました。。。

(注意:税金についての詳細は国税庁HPをごらんになるか
最寄りの税務署にご確認下さい。
  ↑
司法書士向けの税金の研修に講師として来られてた税務署の方が、
最後はこのようにアナウンスしといてくれとおっしゃってましたので。)

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遺書 
2008/04/18 [Fri] 19:38:21 » E d i t
「遺書を書きたいんですけど・・・」

ときどきそんな相談があります。

「死ぬのはやめて下さい!」と思うのですが、たいていは遺言のご相談です。

僕のイメージからすると遺書って暗ーい、いやーな感じがします。

学校の屋上に靴を揃えて、「お父さん、お母さん、先立つ不幸をお許しください。
私はもう疲れました。うんぬんかんぬん。」
という手紙を自殺する前にしたためるという映像が頭にうかびます。

それが『遺書』です。死ぬ前に一回だけ書きます。

ごっちゃにしてる人が多いかも知れませんが『遺書(いしょ)』と『遺言(ゆいごん)』は別のものです。
(専門家は『いごん』と呼ぶ人が多いです。)

『遺言』は「ワシの家は長男に相続させる。

次男は悪いことばっかりして母親のめんどうを一切みてないから、なんもやらん。

貯金は長女に相続させるけど、母親のめんどうをみろ。」


など、残された家族がもめないようにしたためるものです。

愛情のこもったメッセージです。

遺言は何回書いてもOKです。一番新しいものが有効になります。

毎年お正月に書き直している人もいるそうです。

僕自身何人もの遺言者の証人や遺言執行予定者になっていますが、

遺言をかかれた方は総じて元気で長生きされてます。

後の憂いがなくなり、安心して生活できるからなのかも知れません。

「もめるほどの財産もないから」
とおっしゃる方が多いのですが、財産があっても少なくても、もめるのが相続。

子供のころケーキの大きさ程度のことでけんかするのが兄弟姉妹ですから、
お金が絡めばなおさらもめやすいものです。

一つの選択肢として『遺書』ではなく、『遺言』というものがあることを頭の片隅に
入れておいてほしいと思います。


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2008/05/27 [Tue] 20:08:14 » E d i t
いやー、暑くなってきましたね。

トーホンを取りに徒歩5分の法務局に行ってきただけで汗がでます

あ、トーホンは僕らの世界では登記簿謄本(登記事項証明書)の事です。

みなさんはきっと、戸籍謄本を思い浮かべるのではないでしょうか?

僕は、この世界に入ったばかりの時、戸籍の謄本と抄本の違いすらわかりませんでした。

謄本は全員載っていて、抄本は一部の人だけ載っていることを知り、とりあえず、謄本にしとこう。
値段も同じやしってな感覚でした。

大は小を兼ねる

いい言葉です。



さて、一般の人でも戸籍との格闘を強いられるのが、家族が亡くなったときです。

銀行は口座名義人が亡くなったことを知ると、口座を凍結してしまいます。

それを解除するには、故人の出生から死亡までの全ての戸籍、相続人の現在の戸籍、遺産分割協議書、印鑑証明書などを用意しろと言われます。


中でも集めるのが大変なのが、故人の戸籍です。

出生当時から死亡の記載のあるものまで全ての戸籍が必要です。

出生のことが書いてある戸籍だけでなく、出生当時からの戸籍ってところがみそです。

例えば、故人が明治生まれの方なら、その当時の戸主の中に孫として
記載されてる戸籍から必要だったりします。

よくわからんと思った方も気にしないで下さい

僕も同じでした。

相続登記にも同じように戸籍が必要なのですが、この世界に入ったばかりで、
右も左もわからない事務員時代は難儀しました。

「行け!」と言われて役所に来たものの

戸籍の見方なんてさっぱりわからないのですから・・・。

先生に電話しても、うっとうしがられるだけで、すぐに叩き切られてしまいます

かといって、全ての戸籍が揃ってない状態で戻れば、激怒されます。


これから、そんなド素人時代に編み出した技をお伝えします。
(そんなたいそうなものでもないですが、みなさんもいつか使えるかも)

つづく→戸籍の集め方2

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