そう、僕は8年前まで司法書士と図書館司書をごっちゃにしていたのでした。
社会人3年目の秋、当時の彼女が資格の本を手につぶやきました。
「司法書士の勉強でもしてみようかな」
「図書館のお姉さんになるの?がんばりや〜」と僕。
一般常識がない
と彼女に小一時間説教されたことがきっかけで、僕は司法書士という資格について調べ始めます。
「なんやねん、この知名度のない資格は!
法律家は弁護士、カバチタレは行政書士。司法書士なんて知らんわ。」
と憤りながら・・・。
調べてみると、登記の専門家で裁判書類も作成する街の法律家だとか。
さっそく、LECという資格専門学校の無料説明会に行ってみたのでした。
つづく
専門学校の無料説明会で
「こんな仕事が世の中に存在したのか!」
と興奮した僕は、ほどなく講座の申込みをしてしまいます。
年に1回しか試験がなく、合格率が2.8%の難関であることなど気にせずに・・・
会社勤めをしながら専門学校に通うのは大変でした。
京都の半導体企業で材料調達(バイヤー)をしてたのですが、まず、
夕方の講義に間に合うよう仕事を終わらせるのが大変です。
間に合っても睡魔との闘いです。
ガムをかみます。
くちゃくちゃ音がするだけです。
ボールペンをふとももに突き刺します。
「痛い・・・。痛いし眠い・・・。」
いつも闘いに負けてばかりでした。
そんなこんなしてるうちに転機が訪れます。
できるだけ効率よく仕事をこなし、講義のある日は早めに切り上げて、予備校に
駆けつけてました。
すると、担当替えがあり、購買額4倍の材料を扱うことになりました。
購買額が増えるのは出世するにはいいことなのですが、司法書士受験生
との二足のわらじを履く自分には本当にきつかったのです。
つづく(次で完結します)
毎日残業で講義にはさっぱり出れなくなっていました。
このままでは一生かかっても合格はできない。
10年後自分はどうなっていたい?会社で出世してるのか、司法書士として
依頼者のお役に立ってるのか。
依頼者の安心する顔や喜ぶ顔を見ながら仕事をしたい
と思った僕は4年間勤めた超優良企業と言われるこの会社を退職します。
その後、無職、職業訓練校生、フリーターを経て、司法書士事務所に補助者として
勤務しました。
その間 試験には落ち続けます。
勉強のやり過ぎで手首が腱鞘炎になり、病院で痛み止めの注射を打ってもらい
ながら勉強したこともありました。
1点差で落ちた年、0.5点差で落ちた年、毎年涙を流しながら机に向かいました。
結局合格するまで5年かかりました。
法務局の掲示板で自分の番号を確認し、妻に電話で報告すると妻も泣いていました。
そう、「司法書士は図書館のお姉さんではない」と僕に説教した彼女は
僕の妻になっていたのです。
その後、大阪で他二人の司法書士と一緒に合同事務所を立ち上げまして、現在に至ります。
「司法書士は図書館のお姉さんではない」と知ったことで、こんなにも人生が
変わるとは思いもしませんでした。
今は、依頼者のお役に立てるこの仕事に誇りをもって、毎日司法書士やってます!
そんな、ある司法書士の日常をつづったのが、このブログ
『司法書士って図書館のお姉さんのこと!?』です。
血を抜かれるとふらっとするのが好きです。
ジュースが飲めて、漫画が読めるのが好きです。
俺ってちょっといい奴かも と自己満足に浸れるのが好きです。
先日104回目の献血をしたのですが、その検査結果が返って来ました。
γ−GTPとコレステロール値が少しだけ標準値を上回っています。
これは僕にとっては暴飲暴食気を付けようねというサインです。
僕らの仕事は体が資本です。
個人事業主には有給休暇も手当もありません。
元気に働けるよう、健康管理に気を付けたいと思います。
しかし、生駒で乗り換えするのを知らず、
登美ヶ丘で電車がなくなり、結局タクシーで帰る羽目になりました。
痛い出費です

さて、引越してたらこんなものが出てきました。

左は僕の司法書士試験合格証です。
右は僕の簡裁訴訟代理等関係業務の認定証です。
この認定をもっている司法書士は簡易裁判所で請求額140万円までの
民事事件について、訴訟代理人となれます。簡単にいうと、その範囲内で
弁護士さんと同じような活動ができるありがたいものです。
受かるまでは欲しくて欲しくてしかたがなかったのですが、いざ手に入れてみると
どこにしまったのか忘れていました。
今年の司法書士試験は7月6日、簡裁訴訟代理権の認定試験は6月8日。
どちらも年に一回しかありません。
直前にもかわらず、意外とこの時期は受験生のモチベーションが下がる時期でもあります。
そんな時は、僕の名前をみなさんの名前に置き換えて、自分が合格証や認定証を
手にしている姿を想像して、モチベーションをかき立てていただければと思います。
応援しています

そうそう、司法書士会員証は常に携帯しています。念のため。

