しかし、裁判で勝って、勝訴判決をもらっても、裁判所がお金を支払ってくれる
わけでも、裁判所が取り立ててくれるわけでもありません。
相手が任意に払わなければ、強制執行といって、相手の資産を差し押さえて
お金に換える手続をこちらが申し立ててする必要があります。
相手に資産が全くなければ、判決はただの紙っぺらになってしまいます。
花子さんの会社も経営悪化で税金や社会保険関係すらも払えてない
状態です。
いっその事、倒産でもしてくれたら政府が未払い給与の一部を立て替えて支払ってくれる
制度が使えるのに…
未払賃金の立替払事業 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
社長は断固として事業を継続するようです。
「ないところからはとれませんからあきらめなはれ。」
そう伝えて相談を終わりにしてしまえば簡単です。
でも、それでは役所と一緒です。
(つづく)

1年前になりますが、100回の献血を達成したときに日本赤十字からもらった感謝状です
記念品としてラジオクォーツとさかずきをもらいました
感謝状がほしくて献血をしているわけではないのですが、
もらうとやっぱりうれしいですね。
次は200回をめざしています。
わかりやすくするため、簡略化していますが、ほぼ事実に基づいています。
(依頼者の許可はとってあります。)
三ヶ月ちょっと分の給料を社長から支払ってもらえない
ということで、従業員の方から相談がありました。
従業員の方を仮に花子さんとします。
未払いの原因は会社の業績不振にあるようです。
花子さんは給料くれない会社に自腹でガソリン代払って
まで出勤することに耐えられなくなり、今は会社に行ってない
そうです。
今までの経緯は
1.ご自身で社長にFAXで請求しても無視される。
2.労働基準監督署に行って相談するも、
うちは強制力ないから、簡易裁判所
に行って裁判して下さい
と言われる。
3.簡易裁判所に行くも、訴状の雛形を渡され、
自分で書けないのでしたら
弁護士か司法書士のところへ行ってください
と言われる。
そんなこんなで相談にいらしたのです。
「お役所って冷たいんですね。。。」
と、花子さんはつぶやきます。
(つづく)
充電器にさしっぱなしです。
外出は最小限にしますので、電話は事務所までお願いしますm(_ _)m
携帯がないと、不安です。。。
昔はなくて当たり前だったのに。
外を回っていて、空を見上げると、秋らしくていい気分になりました。
そんな秋を感じながらなぜか、6年前の10月から半年間
通った「ポリテクセンター京都」を思い出してしまいました。
雇用能力開発機構が運営する職業訓練校です。
今は「京都センター」というようです。
会社を退職したあと僕は失業保険をもらいながら司法書士事務所の面接
を受けたり、試験の勉強をしたりしていました。
あるとき、再就職に必要な知識や技術を勉強できて、通っている間、
失業保険の給付期間が延長される学校があると聞き、
ハローワーク経由でポリテクセンターに申し込みました。
筆記試験と面接があったのですが、なんとか合格して「マネジメント
情報システム科」の記念すべき第一期生となりました。
面接では「司法書士事務所は企業と違って小規模のところが多いです。
ネットワーク組むのも自分のところでやらねばなりません。これからは
その辺の分野にも明るい人材が司法書士事務所にも必要です。
だから、こちらで勉強したいのです。」と熱く語ったように思います。
通学している半年間はほんとに楽しかったです。
学校で授業を受けるのが久しぶりですごく新鮮でした。
クラスの仲も良く、よく飲みに行ってました。
収入は
毎月入る給付金だけなのに。
ちょっと罪悪感を感じながら。
そこで出会った友達とは、お互いの結婚式の二次会の幹事をしあう
など、今でも仲良くしてもらってます。
僕より献血回数の多い人もいます。
ネットワーク構築などの勉強ができただけでなく、いい出会をも
与えてくれたポリテクセンターには感謝しています。
そんなことを、秋の青空の下、思い出していました。
今の制度がどうなってるかわかりませんが、会社を退職された方は
再就職に向け、職業訓練を検討なさるのもいいかも知れません。
(老婆心さんへ ありがとうございました。)
